加茂浜吉は、一寸木久吉とともに箱根木象嵌細工の育ての親である。
大正二年(1913年)に開かれた第一回農商務省図案及応用作品展覧会に白川洗石(1871−1923)の巴商会から「二枚折屏風」として出品されたものである。
原画は岩佐又兵衛によるもので、その作品は直ちに300円で売れた。買ったのは実業家藤原銀次郎(加茂浜吉抄録)で、その後井上馨侯爵が渡英の際、英国王室の土産として同じものが制作されたという。
(箱根町郷土資料館発行 白川洗石とその周辺より)
片面の和歌は「静」が鎌倉の源頼朝の前で舞い歌った歌が黒柿にて象嵌されている。 |
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